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アンケート~福岡市早良区40代男性の交通事故(14級)

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2019.7.25

 

アンケート~福岡市早良区40代男性の交通事故(14級)

 このたびはありがとうございました。知人からの紹介でお願いしました。以前にも交通事故で行政書士に依頼した経験から今回の事故での後遺障害の認定は難しいと思っていましたが、的確なアドバイスのおかげで無事に認定をいただき感謝しております。
 交通事故に遭われ菅藤に依頼中の被害者から「自分の友人にも交通事故に遭って困っている人がいるので助けてほしい」と紹介され、ご依頼いただきました。
 早速面談したところ、まだ症状が残存しているのに、相手損保から治療費の一括対応打ち切りの宣告を受けて困っているという話でした。
 相手損保も主治医に医療照会をしたうえで症状固定と判断したらしく、であれば治療期間の延期を望むよりむしろ残存する症状に見合う後遺症認定を獲得することが有意義と判断し、その方向で受任することになりました。さいわい弁護士費用特約をつけられていたので、費用倒れの心配はありませんでした。
 以前にも交通事故に遭われたことがあり、その際は行政書士に依頼して後遺症獲得したものの、今回も同じ個所を痛めているので、その部分の後遺症認定は難しいだろうから、まだ後遺症獲得できる部位についてきっちり弁護士に任せようということになりました。
 後遺症獲得の確率を上げるために、主治医にどのように後遺障害診断書ほか必要書類を適切に作成していただくか、きっちりコーチングを行い、無事自賠責で計画とおり後遺症14級認定を獲得できました。
 ただ後遺症認定はできたものの、以前に後遺症認定を受けた部位との重なりあい、さらに後遺症認定通知で既往ヘルニアの存在が指摘されていたため、仮に裁判に持ち込むと相応の素因減額を相手損保から主張され賠償額がいたずらに減少してしまうリスクがあったので、裁判に拠らない手続内で解決していくのがベターであることをご依頼者に説明しました。その方針で進めていくことにご依頼者にもご了解いただき、相手損保との間で不当に賠償額が減額されることのないよう細心の注意を払いながら交渉を進め、無事、ご依頼者にご納得いただける水準で裁判に拠らずに解決することができました。

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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