交通事故コラム

福岡市南区で交通事故治療をされる方へ弁護士からお知らせ

  • 更新日:2022.2.16
  • 投稿日:2017.1.17

福岡市南区で交通事故治療をされる方へ弁護士からお知らせ

福岡市南区では交通事故の、約70%が交差点及びその付近で発生していることが統計上指摘されています。特に国道385号や202号、高宮通りといった交通量の多い道路と交わる交差点は交通事故に遭う危険性が高い場所です。福岡県内の統計でも、福岡市南区の清水四つ角交差点が、交通事故の起きやすいワースト5にのぼったことがあります。

この清水四つ角交差点で発生した交通事故の内訳は、追突事故が約50%、右左折の際の事故が約40%にのぼります。また、時間帯でいえば、日の出から日没までの間に約80%の交通事故が発生しています。

こういった統計や情報は、少なからず交通事故の軽減に役立つと思われ、実際毎日のように指摘されているような道路を利用したり、事故の多い時間帯に通行したりすることが多いとなれば、自然に慎重になって運転されることでしょう。

ただし、慣れた方ばかりが利用するとは限らず、たまに福岡市内を車で訪れた方が驚くような交通事情の個所が市内にはいくつもあるでしょうし、たまにしかハンドルを握らないという方であれば、すぐには対応できない状況に遭遇するかもしれません。

人身に注意交通事故に遭わないように注意して日ごろ行動することは勿論大切ですが、いざ自分が交通事故の被害に遭ってしまった場合にどういうことになるのか、準備するというと縁起が良くないですが、前もって考えておくのも大事と思います。

万が一、交通事故に巻き込まれた場合、通常は加害者やその場に居合わせた方が救急車を呼び警察に通報されると思います。

被害者の方も警察から事情を聴かれることでしょう。そして、そのあとに待ち構えているのが、加害者側の保険会社との交渉です。被害者の立場からすれば、加害者がきちんと任意保険に入っていたことで、ひとまずは安心するものです。

ただし、交渉が必ずしもスムーズに進むとは限らず、過失割合や治療打ち切り、後遺障害の認定などで納得できないまま交渉が進んでしまうケースも多いようです。

さらに、たとえ軽傷で済んだとしても事故のショックで精神的なダメージを受け、安易に保険会社に任せっきりにしてしまうこともありますが、弁護士にお任せいただければ冷静に解決できるでしょう。

もちろん、交通事故治療が必要な被害者になった場合、治療費ほか被った損害が、加害者側の加入している自動車保険から支払われることになります。しかし、骨折を伴わない軽い怪我と思っていても、治療過程を経て後遺症が残存することも珍しくありません。

事故後の治療への対応が適切だったかどうかで、損害賠償の中身が大きく変わってくることがあるのです。例えば交通事故治療に整骨院を利用する場合には、整骨院のみに通うのではなく整形外科を併用すること、かつ、整形外科の主治医から整骨院に通うことの施術同意書をとりつけることは、損害賠償の観点から見て非常に有用です。

ところが実際に事故の被害者になった際、そのような知識を知らず、相手損保の担当者の了解のみで漫然と整骨院での施術を受け続け、打ち切りや治療終了後に取り返しのつかない状況に置かれる方が極めて多いのです。

怪我をした被害者の方が真っ先に考えるのは、できるだけ早く回復できるような治療を受けたいということでしょうから、損害賠償を考えて治療方法を選んだり、整骨院で治療を受ける際の注意など考える余裕はないかと思います。そこで、今後どういう風に治療を進めるべきか考えている方は、経験豊富な弁護士に相談し依頼することを強くお勧めします。

交通事故の解決には幅広くかつ高度な専門知識と経験が必要だからです。

 菅藤法律事務所は福岡市の中心部の大濠公園そばにあり、福岡市南区にお住まいの交通事故の被害に遭われた多くの方からも、交通事故治療に関するご相談も承っております。
法律事務所1階には無料駐車場完備しておりますので、自動車で来られる方も安心してご連絡下さい。

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