交通事故コラム

小郡市での交通事故にも弁護士が対応します

  • 更新日:2020.4.9
  • 投稿日:2017.1.22

小郡市での交通事故にも弁護士が対応します

小郡市は福岡県の中心部に位置しており、筑紫野インターチェンジや鳥栖ジャンクションといった交通の要所の間にある為、高速道路や主要道路の渋滞を避けるために迂回路として小郡市を通るドライバーも多い地域です。

迂回路として利用される関係で、天神や博多などバスなど交通量が非常に多い地区に比べ、小郡市で交通事故に遭うことはまずないだろうと考えている方もいるかと思います。

車対車の接触事故や追突事故のような交通事故が起こりやすい場所と言えば、渋滞の起きやすい道路、多くの車がスピードを出してしまいがちな道路、さらに建築物が邪魔をして見通しの悪い道路などが思い浮かぶことでしょう。ところが、福岡都市圏に属すると言われながらも快適緑園都市である小郡のような地域で起こる交通事故には、別の要素が関わっているようです。

その要素とは、運転者の油断です。車の通行量が少なければ交通事故は起こりにくいと安心して油断が生じます。たとえ信号のない交差点であっても、めったに他の車と交差することがないので、つい一旦停止を無視してしまうこともあるかもしれません。

しかし田園型交通事故という、非常に見通しのいい交差点で車両が出会い頭に衝突する交通事故が郊外では起きやすい、と福岡県警の情報喚起に載っています。
6

田園型交通事故の主な原因は、そのまま進めば衝突する交差道路の車両の運転席からは、相対的にお互いが交差点に接近し合っても周辺視野内の一点にとどまっているように見えること(これをコリジョンコース現象といいます)、クルマにはルーフを支えるピラーがありピラーの死角に相手のクルマが入りこんでしまうことがあること、 そして周りに建物や標識が無いために交差道路の幅が狭く見える錯覚によって自分が優先道路で相手が譲ってくれると思い込んでしまうことにあると指摘されています。

小郡市でも数年前から田園型交通事故に関する注意喚起がなされており、交通量の多少と交通事故の発生するリスクが
必ずしもイコールではないことがうかがえます。

交通事故がおきると、自分に過失が問われているがそれはおかしいのではないか、自分は被害者なのになぜ相手損保はいろいろ言ってくるのか、法律的にも感情的にも複雑な問題が錯綜し、素人の孤軍奮闘では解決が困難となってしまうケースも少なくありません。

特に、信号機のないような交差点であれば、近くに防犯カメラが設置されている可能性も低く、過失がないことを証明するのが困難で、加害者が強気で過失割合を主張してくることもあります。

周囲に店舗やビルなどのない田園地帯であれば、事故の目撃者も期待できずに、自分に過失がないことを証明したくてもできません。度々、警察からの情報提供の依頼で事故の目撃者を探す看板を目にすることがありますが、事故の起こりやすい都市部よりも事故の起こりにくい郊外の方が、目撃者探しも難航するのではないでしょうか。

ただ、目撃者が見つからなかったとしても、何かしら打つ手はあるはずです。ところが、交通事故の被害者の方が自ら情報を集め、自らの知識だけで保険会社との交渉に臨むのは無謀であり、まずは弁護士の経験と知識を役立てていただければと思います。

もし交通事故の人身被害に遭った場合は、早めに交通事故事例の経験豊富な弁護士に相談されることをお勧めいたします。

菅藤法律事務所は福岡市の中心部の大濠公園そばにあります。菅藤法律事務所には小郡市で交通事故の被害に遭われた方からも相談や依頼を受けております。また菅藤法律事務所1階には無料駐車場完備しておりますので、自動車で来られる方もお気軽にご来訪いただけます。

キーワード:小郡 交通事故

ページトップ