御依頼者の声

アンケート~福岡市博多区30代女性の交通事故(14級)

  • 更新日:2016.5.25
  • 投稿日:2016.4.25

アンケート~福岡市博多区30代女性の交通事故(14級)

  長い時間かかりましたが、ご尽力いただきありがとうございます。菅藤先生のお力のおかげで、無事に示談という方向に進みました。父の件と同様、大変お世話になりました。本当にありがとうございます。

150703福岡市博多区30代女性YM矢永

 

  もともとお父さまが交通事故に遭われて骨折入院された際、インターネットで交通事故に強い福岡の弁護士を、と探されてご依頼いただいたのが、被害者である娘さんとお知り合いになったきっかけです。
お父さまの治療中、娘さんも別の交通事故に遭われたため、娘さんからもご依頼いただき、相手損保との交渉を対応することになりました。

娘さんは骨折の無い怪我だったので、整形外科発行の施術指示書に従って整骨院での施術を治療方針の中核に据えて治療を進めていたのですが、治療開始から3か月後に突然相手損保が弁護士を立てて、休業損害はおろか治療費の一括対応も打ち切ってきました
相手損保の弁護士に、主治医も柔道整復師もまだ治療継続の必要性あることを書面で宣言しているのに、明らかな治療妨害であるから治療費の一括対応を継続するよう抗議したのですが、相手損保は監督官庁も存在しない類の状況であることを奇禍とし、弁護士を正面に立てて一括打ち切りの対応を止めませんでした。

しかし、治療をなお継続していく必要の高い体調に置かれていましたので、整骨院・整形外科と至急協議して(この協議が無事ととのったことが、相手損保の不当な措置に屈せずに済んだという意味で非常に有効でした)、以後も娘さんの負担をもっとも軽くする形で施術を続けさせてもらうことに成功しました。

施術継続にもかかわらず娘さんの体調が完治することはなかったため、主治医が症状固定にいたったと判断したのちに、自賠責に後遺障害を申請し、無事、14級認定を獲得できました。
その後、症状固定までに要した一括打ち切り後の治療費も含め、相手損保に就いた弁護士と、不当な治療費など打ち切りの経過も意識しての、訴訟移行も覚悟した厳しい態度で交渉に臨みました。
ご依頼者にとって治療途中からイレギュラーな一括打ち切りをされたことで、最終決着まで非常に長く感じられたことでしょうが、ご依頼者の納得いただく内容で解決できたことはよかったです。


菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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