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アンケート~福岡市西区50代男性の交通事故(12級)

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2019.11.22

 

アンケート~福岡市西区50代男性の交通事故(12級)

私が何もわからないことできないことでしたが、菅藤先生・事務所スタッフさまには、大変心地よくスピーディ―正確に対応していただきましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 インターネットで交通事故に強い弁護士を探しご依頼いただきました。さいわい弁護士費用特約に加入されておられたので、自己負担はありませんでした。
 ごくごく軽微な追突だったのですが、さいわい相手損保は一括対応の実施に応じました。
 ご依頼者には難聴の持病があったのですが、交通事故に遭遇して以降明らかに以前にはなかった耳鳴を感じるようになり難聴も程度が進んだということで、整形外科に加え耳鼻科にも通院して定期的に計測してもらうよう助言しました。並行して、事故以前から通院していた耳鼻科での検査結果も入手してもらい、交通事故前後で如実に症状悪化していることの裏付もおこないました。
 治療を終了し、自賠社への被害者請求をおこない、難聴を伴う耳鳴りを発症した(しかも既往の持病による減額無し)ということで12級相当の後遺症認定を獲得することができました。
 その後、相手損保と交渉を開始するも、相手損保は弁護士を就け、ごくごく軽微な追突事故でこのような症状を発症することはなく、それは従前からの既往症なり被害者の個人的属性によるものだから、1円たりとも賠償義務はないと、断固争う姿勢を示してきました
 ごくごく軽微な追突事故だったので、治療を要するような受傷には至らないと裁判所から判断されるリスクも決して低くなかったのですが、そうはいっても、相手損保の0円回答をうのみにするわけにはいくまいと、予めご依頼者さまに安穏と構えてはいられない見通しであることは伝え、自賠責の傷害枠120万円いっぱいの被害者請求を実行したのち、ご依頼者さまの了解の下で、提訴しました。
 案の定、相手損保は医療記録や衝撃度合の分析を踏まえ、まさに1円も支払う義務はないといわんがばかりの徹底抗戦を繰り広げ、弁護士菅藤もそれに唯々諾々と従うわけにはいくまいと反論を展開し、裁判を開始してから1年以上の時間を要しましたが、裁判所の和解勧試により決着できました。

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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