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私が何もわからないことできないことでしたが、菅藤先生・事務所スタッフさまには、大変心地よくスピーディ―正確に対応していただきましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
インターネットで交通事故に強い弁護士を探しご依頼いただきました。さいわい弁護士費用特約に加入されておられたので、自己負担はありませんでした。
ごくごく軽微な追突だったのですが、さいわい相手損保は一括対応の実施に応じました。
ご依頼者には難聴の持病があったのですが、交通事故に遭遇して以降明らかに以前にはなかった耳鳴を感じるようになり難聴も程度が進んだということで、整形外科に加え耳鼻科にも通院して定期的に計測してもらうよう助言しました。並行して、事故以前から通院していた耳鼻科での検査結果も入手してもらい、交通事故前後で如実に症状悪化していることの裏付もおこないました。
治療を終了し、自賠社への被害者請求をおこない、難聴を伴う耳鳴りを発症した(しかも既往の持病による減額無し)ということで12級相当の後遺症認定を獲得することができました。
その後、相手損保と交渉を開始するも、相手損保は弁護士を就け、ごくごく軽微な追突事故でこのような症状を発症することはなく、それは従前からの既往症なり被害者の個人的属性によるものだから、1円たりとも賠償義務はないと、断固争う姿勢を示してきました。
ごくごく軽微な追突事故だったので、治療を要するような受傷には至らないと裁判所から判断されるリスクも決して低くなかったのですが、そうはいっても、相手損保の0円回答をうのみにするわけにはいくまいと、予めご依頼者さまに安穏と構えてはいられない見通しであることは伝え、自賠責の傷害枠120万円いっぱいの被害者請求を実行したのち、ご依頼者さまの了解の下で、提訴しました。
案の定、相手損保は医療記録や衝撃度合の分析を踏まえ、まさに1円も支払う義務はないといわんがばかりの徹底抗戦を繰り広げ、弁護士菅藤もそれに唯々諾々と従うわけにはいくまいと反論を展開し、裁判を開始してから1年以上の時間を要しましたが、裁判所の和解勧試により決着できました。