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アンケート~糸島市50代女性の交通事故を弁護士が解決

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2016.11.7

 

アンケート~糸島市50代女性の交通事故を弁護士が解決

 ご相談にうかがったときから、マイナス面があること、その理由をはっきりと簡潔に説明していただきました。
 経過の中でも、折に触れ理由をわかりやすく説明していただき、感謝しています。根気よく接していただき、ありがとうございました。
 何かあったときは先生にお願いしたいと思います。
161107%e7%b3%b8%e5%b3%b6%e5%b8%8250%e4%bb%a3%e5%a5%b3%e6%80%a7om%e5%b2%a1%e6%9c%ac インターネットで交通事故に強い弁護士を探してご依頼いただきました。さいわい弁護士費用特約に加入されておられたので、弁護士費用も自己負担無しで終了しました。

 相談当初からマイナス面があることの説明を受けたとの由ですが、治療のほとんどが整骨院で、しかも、並行して時折通っている主治医の施術同意がなかったのです。
 見通し甘く訴訟などをすると、この点を厳しく相手損保に突っ込まれるリスクが危惧されたので、交渉の段階で解決する必要が高いことを、当初相談の際に説明しました。
 
 そのほか、ご依頼者は家庭の兼業主婦だったのですが、交通事故後もフルタイムで勤めている仕事をご依頼者が全く休んでいないことを相手損保が把握しており、といっても、整骨院に頻繁に通っていることからは主婦業に相応の支障があったことは否めないわけなので、主婦としての休業損害の請求にどう反映させるかも率直に申し上げてかなり苦労しました。それでもなんとか主婦としての休業損害を認定させることに成功しました。

 さらに、相手損保は、ご依頼者さまが乗っていたクルマの運転手がご依頼者さまの実の娘(ただし結婚により既にご依頼者さまとは別居)であったことから、ご依頼者さまの実の娘の過失を斟酌して過失相殺すべきではないかと指摘してきたのですが、その指摘はいくつかの裁判例に照らし誤っていると相手損保を説き伏せて、相手損保の指摘を撤回させることに成功しました。

 加害者の加入する自賠責保険と、ご依頼者の実の娘に適用できる自賠責保険の2口を共同利用するという特殊な手続を経る必要があったので、論点が単純である割には思いのほか解決までの時間を要したのですが、当初の目論見とおり交渉で解決することができて安心しています。

 

 

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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