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こ のたびは、大変お世話になりました。裁判になり長引くと思っていましたが、早く解決できました。ちょっと遠いかな?と思いながらも菅藤先生にお願いしてよかったです。本当にありがとうございました。
長崎県佐世保市にお住まいですが、とにかく交通事故に強い弁護士に依頼したいと、インターネットで探されてご依頼いただきました。弁護士費用特約がついていましたので、医師面談や勤務先からの事情聴取含めて長崎県まで数度おもむいた出張日当も含め全て弁特社に負担してもらいましたので、自己負担ゼロでご依頼いただきました。
ご依頼者は、駐車場内に設置されているATM装置のそばに立っていた際に、後方から確認不十分の車両に当てられたのです。さいわい骨折など画像所見を伴う怪我はなかったのですが、ひどいむち打ちに逢い、3週間入院したのちも8か月間の病院での治療を継続していたのですが、その治療期間はずっと職業運転手としての仕事を休まざるを得ませんでした。
交通事故から半年経った時点でご依頼いただいたので、主治医に休業継続を指示する医証を作成していただき、不当に休業損害の支払が拒否されることのないように対処しました。
むち打ち症としては十分な期間の治療を講じたものの、なおも後遺症が残存していたので、主治医とも打ち合わせ、後遺障害診断書含めしっかりした医証を作成していただき(主治医が協力的だったのは非常に幸運でした)、ぶじ14級を認定してもらうことに成功しました。
ところで、14級とはいえ、ご依頼者は、交通事故前は時間外労働をたくさんこなして生計を立てておられたものの交通事故後は時間外労働がほとんどできなくなり、その減収を数値化すると、通常14級で想定されている労働能力喪失率5%をはるかに下回っていました。
そこで、勤務先から賞与減額含め交通事故前の時間外労働に関する資料を取り寄せ、相手損保に請求したのですが、交渉で労働能力喪失率5%を超える金額を支払うことはできないと拒絶されたので、やむなく佐世保に提訴しました。
さいわい過失相殺もなく専ら労働能力喪失率だけが争点となり、はやばやと裁判官から5%を超える労働能力喪失率を評価した和解勧試がなされ、ご依頼者もご満足いただける水準で解決することが出来ました。