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アンケート~福岡市博多区20代女性の交通事故

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2019.3.27

アンケート~福岡市博多区20代女性の交通事故

このたびは、和解成立ありがとうございます。
仕事の進め方、獲得した結果とも、とても満足です。
電話対応もとても丁寧で、こちらが先生に伝えてほしいことをきっちりと、漏れることなく伝えてくれます。先生からの回答メールも、夜遅くなろうとしっかりと返信が来るので、とても丁寧に仕事されているんだな、ととても感心していました。

私には3歳の子供がおり、事務所に一緒に連れて行くことも多々ありましたが、温かく迎えてくれとても居心地のいい事務所でした。このたびはありがとうございました。

これは、交通事故に遭われた20代の女性から和解成立後にいただいたアンケートの文面になりますが、ご相談いただくきっかけとなったのはインターネットでした。

多くの方が、まさか自分が交通事故の被害者になることはないと思っているのかもしれませんし、まさか弁護士に交渉を依頼するような状況に立たされるとは思ってもいないのでしょう。もちろん、日頃からいざという時のために、法律事務所のあてがあるという方は少ないはずです。このご依頼者の場合も例外ではなく、インターネットで交通事故に強い弁護士を探しご依頼いただくことになりました。

ただ、交通事故に遭遇した時は、まずはご自身が加入する保険会社に連絡を入れることが多いと思います。そして、このご依頼者の場合は、加入している自動車保険の弁護士費用特約に加入されていたので、医師面談を含め自己負担ゼロで進めることが出来ました。

最近は、昔では考えられないようなさまざま要因による交通事故が増えていることもあり、交渉がスムーズに進まないことも多くなっています。そのため、自動車保険の弁護士特約に加入しているかどうかが、交渉事の進み具合を大きく左右することになるかもしれません。

まず、ご依頼者が初期の頃に通院されていた病院は、正直患者の対応が芳しくないことをたまたま知っていたので、ただちに別の病院への転院をお薦めし、最後まで患者としてのストレスを和らげることのできる状態を確保することはできたのではないかと思います。

交通事故による怪我の治療は、主に整形外科を受診されることになるかと思いますが、選ぶ病院によっても回復状況が変わることがありますので、これまでの事故被害者の方から寄せられた情報が役に立つわけです。

さらに治療途中で相手損保が正当な根拠なく一括打ち切りをしてきたので、主治医に事情を説明し、正当な症状固定が到来するまで治療を続けました。

実は、怪我の治療は、怪我をしたご本人が納得するまで続けることができるわけではなく、治療を続けてもそれ以上の改善は見込めないという医師の判断の元、保険会社から症状固定という形で治療打ち切りを打診されることがありますが、交渉の余地は十分残っています。

また、後遺症申請をしたものの残念ながら後遺障害は非該当となり、異議申立をしても覆すめぼしい根拠が残念ながら見当たらなかったので、後遺障害非該当を前提に相手損保との交渉を始めました。

最近はほんとうにむち打ち症での後遺症認定が理不尽に厳しくなってしまっており憤りを感じています。

ところが、相手損保は一括打ち切りした時期までしか賠償しないという理不尽な態度に固執したので、裁判に移行しました。ご依頼者は夫の自営を補助していたパート兼業主婦だったのですが、交通事故のためパートも続けることができなくなったので、その休業損害を実態に即して主張し、裁判上の和解でご依頼者に満足する水準で決着することが出来ました。

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