交通事故コラム

福岡市西区での交通事故治療についてのご相談なら

  • 更新日:2020.8.17
  • 投稿日:2016.9.21

福岡市西区での交通事故治療についてのご相談なら

歩行者も車の通行量も少なく、めったに交通事故など起こらないような場所でも、絶対に安全とは言い切れません。ましてや、渋滞するほど交通量が多い道路となれば、車を運転する側も歩行者も、そして自転車やバイクで走行する場合も、細心の注意を払うことでしょう。

特に主要道路が交差する交差点では、お互いの勝手な思い込みが原因で事故が発生することもあり、渋滞によるイライラが勝手な思い込みを助長してしまうのかもしれません。

車渋滞たとえば、福岡市西区であれば、愛宕の交差点や下山門交差点などが事故の多い場所として知られていますが、数年前に西区の福重JCTの使用が開始されて都市高速環状線が開通したことで、ますます西区での事故の発生が懸念されます。

ただし、交通量の多い場所での事故や交差点での交通事故だけでなく、交通量の多い道を一本入った抜け道で、事故が発生することも多いものです。

福岡市西区からペイペイドーム方面に向かう抜け道は、プロ野球開催日に限らず観光やショッピング目的で訪れる車が次々に通り抜けていきます。また、福岡の各方面から糸島方面の人気エリアに向かう車の中間地点でもあり、休日ともなれば渋滞を避けて抜け道を走行する車も増えてきます。周辺には中学校や高校が多く、休日の部活動で自転車を走らせる生徒も増えて、日常とは異なった光景に注意が行き届かずに、ちょっとの油断が交通事故を招いてしまうこともあります。

混んでいる道路を避けてわき道に入っても、大通りを走っているのと大して変わらないスピードを出す車もいます。他に車が走っていないことをいいことに、一気に走り抜けようとする車もいます。歩いている時や自転車での走行中に突然目の前に猛スピードの車が現れ、ヒヤッとした経験のある方もいることでしょう。

福岡市西区でも、自転車に乗っていた小学生がトラックにはねられた事故がありましたが、西区も、まだまだ狭い道や歩道のない道も多く、大通りから入り込んできた車が、自転車と接触したり、人をはねたりといった交通事故が起こりやすいようです。

そして、被害者となり治療を受ける日々が長く続くといった事態を迎えることもあるでしょう。軽い骨折でも、週に何度も治療のために病院通いが必要になるでしょうし、そのたびに治療費だけでなく病院までの交通費もかかれば、仕事を休むこともあるでしょうし、付き添いが必要になれば付き添う人が仕事を休むこともあるでしょう。

交通事故治療にかかる費用は、自賠責保険や任意保険によって賄われ、被害者の方が負担することはありませんが、目に見えない金銭時な負担がないとは言えません。たとえば、主婦の方が事故に遭い、治療期間は十分に家事がこなせるとは限らず、外食やデリバリーの食事が増えれば、当然食費の負担が増えてしまいますが、そこまでの補償を期待するのは難しいことです。そのためにも交通事故治療に関わるできる限りの権利を主張して、納得できる損害賠償額を受け取っていただきたいものです。

骨折の場所や状態によっては、治療のために入院が必要になることもあります。そして、そういった治療に掛かる費用は、加害者側の自動車保険から治療費として支払われることになります。もちろん、治療費だけでなく、治療のための病院までの交通費や診断書の発行、あるいは治療のための休業中の保証なども請求することが可能です。

さらに、治療を受けても完全に回復することなく、そのまま寝たきりになったり、車いすを使用するようになるなどの後遺症が残るケースも少なくありません。

その場合は、治療に掛かる費用だけでなく、後遺障害の等級認定を受けるなどして損害賠償額に反映させることができますが、実はこの後遺障害の等級認定をそのまま受け入れてしまうケースも多く、後々悔いる被害者も多いようです。

そして、車椅子生活のための改築が必要になることもあり、家屋改造費が認められる場合もありますが、個人での交渉は難航を極めることも多く、弁護士にご相談いただくことをおすすめいたします。

また、高次機能障害や遷延性意識障害ともなれば、後遺障害の等級認定が行われるのは当然のことですが、むち打ち程度では後遺障害認定は受けられないと思っている方も多いのではないでしょうか。仕事を続けながら治療を受けられるようなむち打ちであれば軽症とみなされ、被害者ご本人も後遺症というほどの自覚は持てないのかもしれませんが、症状によってはむち打ちでも認定基準を満たすケースがあります。

後遺障害の等級認定は、医師から症状固定の診断がなされたあと行われるわけですが、加害者側の保険会社に任せたままにした場合と、弁護士が介入した場合では等級認定さえ違って来ることがあります。

この症状固定は治療やリハビリ後に、それ以上の改善が望めないと医師が判断するわけですが、治療開始から症状固定までの期間の治療費や休業損害が保険会社から支払われることになります。そのため、保険会社によっては症状固定を促すケースもありますので、まずは弁護士にご相談下さい。

治療を開始して、その後の経過によって状況が変わることもありますので、どんな交通事故でも治療の事も含め、弁護士への相談をお勧めいたします。

そして、福岡市西区での交通事故治療に関する弁護士へのご相談は、交通事故事案の取り扱い豊富な菅藤法律事務所がお受けいたします。

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