交通事故コラム

駐車場の事故トラブルに関する相談が増えています

  • 更新日:2024.1.14
  • 投稿日:2024.1.14

 たとえば「駐車場内を歩行中に、駐車場内を移動している車に衝突され、怪我をした。」というご相談をいただくことが増えています。駐車場は車だけではなく人も頻繁に行き来しますが、駐車場内はほかの駐車中の車が死角となって車の運転手から歩行者が見えにくい箇所もあり、また、駐車のために後退するなど、いろんな車の動きが想定される場所なので、歩行者にとっても運転者にとっても事故トラブルが発生しやすい場所です。

 駐車場内の事故トラブルに関する交渉でも、損害保険会社との交渉では話がまとまらず、訴訟となってしまう案件もあります、お困りの方はお早めに弁護士にご相談ください。

 駐車場内は私道であるためダイレクトに道路交通法が適用されないのですが、一般の注意書きでは徐行を義務付けておりクルマもさほどの速度を出していないことから、特にドラレコ動画が搭載されていない場合には、被害者が病院に通ったとしても「軽微な衝撃にとどまり、治療を要するような受傷が発生するはずがない」などと医学文献を用いて、あざやかすり傷など目に見える怪我がないときは受傷自体を否認され一括対応を拒絶されることも相手損保から反論されることも珍しくありません。
 そのため、怪我をした!病院に行きたい!怪我はない!病院代は払わない!というところからなかなか話が先にすすまないことも珍しくありません。
 

 とはいえ、駐車場内の事故トラブルでも、衝突の際の加害車両の速度が軽微であったからといって受傷するはずがないと常に言い切れるものではないはずです。事故の衝撃が軽微なものにとどまっていても、首や腰などにむち打ちのような症状、足手指などに打撲のような症状が発生し、後遺症として違和感や痛み・痺れが残存してしまう可能性もあります。

 駐車場内の事故トラブルを含む交通事故分野は、弁護士のなかでもそれぞれの専門的な知識やこれまでの経験などの違いが交渉力の差となって、最終的な解決結果の差にダイレクトに反映されてしまうと言われている難しい分野です。

 また、交渉の相手方となる相手損保の担当者は駐車場内の事故トラブルを多数取り扱っており、交渉経験や専門的な知識も豊富ですので、相手損保から受傷自体を否認されている状況で、弁護士に相談しないまま、受傷の発生を相手損保に認めてもらうために具体的な主張を行うことは非常に難しいのではないかと思います。

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 菅藤法律事務所は、交通事故案件を専門とし、これまで20年以上にわたり2000件以上もの交通事故案件を解決してきました。解決した交通事故案件のなかには駐車場内の事故トラブルも多数含まれています。

 実際に、様々な駐車場内の事故トラブルに対応し、解決した経験のある法律事務所ですので、駐車場内の事故トラブルの解決経験がない法律事務所や交通事故案件を専門としていない法律事務所と比べると、交渉のなかで根拠に基づいた主張を説得的に繰り出していく能力や交渉経験の蓄積など机上の知識だけでは得ることのできない交渉力も豊富です。

 また、これまでの経験から細かい点も見逃さず、被害者の方が納得のいく結果を得られるよう導くことができます。

 駐車場内の事故トラブルのことで弁護士に相談するのは、おおげさかなと思っている被害者の方もいらっしゃるかもしれませんが、駐車場内の交通事故だろうとも被害者の方は相手方から法律上適正な賠償を受ける権利があります。あとになって後悔しないためにも、事故直後から速やかに一度専門家である弁護士に相談し、相手方から法律上適正な賠償額を受け取ることをためらうべきではありません。

 駐車場の事故トラブルでお悩みの方はぜひ一度弁護士へご相談ください。  菅藤法律事務所は福岡市中央区の大濠公園(能楽堂側)そばにあります。最寄り駅は福岡市地下鉄大濠公園(福岡市美術館口)駅です。駅付近にはバス停もありますので、公共交通機関でお越し頂く際のアクセスも良好です。また、お車でお越しになられる方も、当事務所1階には無料にてご利用いただけるお客様駐車場がございますので、時間を気にせず安心してご相談頂くことができます。

 菅藤法律事務所では人身被害を伴う交通事故の被害者の方に限り、初回のみ無料にて相談を受け付けております。駐車場での事故トラブルでお悩みの方は菅藤法律事務所までご相談ください。

 相談のご予約は、お電話か当サイトのお問い合わせフォームから承っております(お電話やメールのみでの相談は実施しておりません。ご予約のみとさせていただいております)。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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