交通事故コラム
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交通事故コラム
福岡市東区は福岡市全体の人口の約2割を占め、しかも区内だけでなく周辺の市町のマンション等の建設状況を見ても、人口がそれだけ増えているのではないかと推察されます。そして、残念なことに人口が増えれば交通事故も増えてしまうのが現実でしょう。近年では香椎浜と海の中道の間に人工島「アイランドシティ」が建設されるなど変化が著しく、人口が特に増加している地域です。そのため、福岡市東区は通勤通学の時間帯は交通量も多く、バイク事故も後を絶ちません。
さらに東区は福岡市の北東に位置し、天神や博多など市の中心部から車で20分程度の近距離にあり、大学も数多く存在し学生が多く住む地域でもあります。また、東区以外からも毎日のように大学に通う学生が大勢やって来ることになります。
そんな学生の多い街の特徴と言えば、やはりバイクの利用者が多いということではないでしょうか。大学に車で通学するわけにもいかず、そうかと言って電車やバスでは身軽に移動できないとなれば、やはり便利なのはバイクということになります。
ただ、バイク利用者の多い場所ではどうしてもバイク事故が起こりやすくなり、特に福岡市東区の大学は電車の踏切を渡った先に校門があるという大学もあり、踏切を渡ろうとする車がバイクに接触したり、危うくバイクと自転車が接触しそうなケースも多いようです。
内閣府の発表によれば、バイク事故による死亡者数は死亡件数が最大であった昭和63年と比較すると近年大きく減少しています。しかし、現在も日本でのバイク事故は交通事故発生件数の中で多くの割合を占めています。
バイク事故はバイクを運転している本人自身の運転のミスを原因とせず、むしろバイク走行中に車線変更したクルマとの接触など車側の原因で惹き起こされる確率が高く、車側の過失による事故が全体の8割、転倒などのバイク側の過失による事故は2割程度です。つまり、バイク事故の場合、バイクの運転者が被害者となり、車側が加害者になることが多いです。
といっても、バイクは自動車と同じくらいの速度で走行しながら、自動車のようにシートベルトやエアバックで保護されておらず、身体が外部に露出し軽量であるため、バイク事故が起きた時には弾き飛ばされる度合いが大きいと言えます。
しかも、バイクの中でも原付バイクであれば、一般道路を一度も路上走行することなく3時間ほどの講習で免許証を取得でき、しかも年齢は16歳以上であれば取得が可能です。そのため、車の免許を持たない主婦の方などが近所への買い物に気軽に利用することもでき、スーパーの駐車場内で車とトラブルになることもあるようです。たとえ、車側に非があったとしても、大きな怪我を負うのはバイクに乗っている側になってしまいます。
また、高校生が原付バイク事故で大怪我を負ったケースもあります。多くの高校ではバイクでの通学を禁止し、在籍中はバイクを運転したり原付バイクの免許取得さえ禁止している高校も多いようですが、春休みや夏休みなど開放的な気持ちになる時期は、バイク事故が頻発する時期とも重なるようです。
自転車と比べてもバイク事故の方が走行中のスピードが出るため、そのスピードある乗り物から落下する際の衝撃も大きく、後遺症が残る重篤な怪我に繋がったり、最悪の場合死亡に至る危険が多いと言わざるを得ません。
福岡市東区には突然のバイク事故に遭われてお困りの方もたくさんいらっしゃると思います。
菅藤法律事務所ではこれまで福岡市東区にお住いの方がバイク事故で被害者になられた際の依頼も数多く受けております。東区からの菅藤法律事務所へのアクセスはJRでも地下鉄でもバイク移動でも非常に便利ですので、お気軽にご相談ください。
福岡市東区のバイク事故