交通事故コラム

交通事故で後遺症が残ったら弁護士に依頼を

  • 更新日:2018.6.13
  • 投稿日:2018.6.13

 

 交通事故で後遺症が残ったら弁護士に依頼を

  飲酒運転撲滅など頻繁に交通安全対策の実施が呼びかけられています。しかし、渋滞が頻繁に発生するような交通量の多い場所での交通事故は後を絶ちません。ニュースでもときおり運転ミスによる悲惨な交通事故が報じられています。
 クルマに残ったキズがわずかであっても、身体が受けた衝撃と比例するとは限らず、身体は想像以上に大きな衝撃を受けていることがあります。症状がすぐ軽減するだろうとたかをくくって、病院に通わずに放っておくと、痛みや機能障害などが起こって、後遺症を残すことにもなりかねません。交通事故に遭った時は必ず速やかに病院に行って診断を受け、きちんとした治療を受けることが鉄則です。
 また、交通事故後の怪我が重く、ある程度治療を続けても神経症状や機能障害などの後遺症が残ってしまうことがあります。ある一定期間治療を行って症状固定となり、その後に残ってしまった後遺症のうち、自賠法施行令の等級に該当すると認定を受けると、後遺障害となります。
 交通事故により重度の後遺症が残ってしまった時ほど、より一層専門的な知識が必要となりますし、後遺障害の何級が認定されるかによって、損害賠償額は大きく変化するため、後遺障害の申請自体が大変重要なものとなります。
 実際に、菅藤法律事務所でも、交通事故後の後遺障害の申請に強い弁護士を探され、ご依頼された方がいらっしゃいました。弁護士への依頼を受けた時点で、後遺障害診断書を相手損保に既に提出されており、書類の記載具合を見ると、後遺障害の非該当認定を受ける可能性が高いと言えるものでした。その予想は当たり、その後に非該当認定が下りたのですが、非該当認定を覆すための材料集めに間に合う時期であったこともあり、病院への協力をお願いし、十分な材料集めを行って、異議申立では無事に後遺障害認定を獲得することに成功した、といったケースもあります。
 このように相談されるタイミングや弁護士によっても賠償額に大きく差が出てきます。後遺症が残るような交通事故の被害に遭われた方は、早めのタイミングで弁護士に相談することをお勧めします。
 福岡の菅藤法律事務所では交通事故に強い弁護士が後遺症に関しても数多く相談、依頼を受けてきました。ぜひご相談ください。

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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