交通事故コラム

交通事故の人身被害に遭われた東峰村にお住まいの方へ

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2018.1.18

交通事故の人身被害に遭われた東峰村にお住まいの方へ

朝倉郡東峰村は、福岡県の南東部に位置し、大分県の日田市と隣接しており、『山里の「智」と「技」から創造する新しい村づくり』をキャッチフレーズとする、自然豊かな地域です。ただ、福岡にお住いの方であればご存じかと思いますが、自然豊かな東峰村も平成29年の九州北部豪雨の被害を受け、河川や周辺道路の普及事業が行われております。

行われているというのは、未だに完成には至っていない個所もあるということで、特に住民の方たちにとっての主要交通機関であるJR日田英彦山線が豪雨の影響を受け運休状態となり、バスによる代替輸送に頼らざるを得ない状況にあります。そんな中で、不便さを解消するために、移動には車が欠かせずに交通量が増える原因にもなり、交通事故が増えることにもなりかねません。

今まではのんびり歩けていた道路をスピードを出す車が往来するようになり、ヒヤッとした高齢者の方もいることでしょう。災害の影響で道幅が狭くなった道路であればなおさらのことです。

実は、東峰村の65歳以上の人口の割合は、福岡県内74の地域の中で1位とも言われています。警視庁のホームページによれば、この10年間で全交通事故の件数は23%減少しています。その一方で、高齢運転者が関与した交通事故は10・9%から20・4%と1・9倍に増加しているそうです。日本の人口の65歳以上が占める割合がここ10年で約1・5倍に増えていることも高齢者の交通事故が増えている要因のひとつです。ただ、高齢者の交通事故は、歩行中の交通事故もあれば、運転中の交通事故もあります。

たとえば、交通事故の発生しやすい場所として、交差点が挙げられるのは言うまでもありません。 交差点は異なる方向に車が走る道が重なっているため、どうしても交通事故が発生してしまうのは仕方ないことだとも言えます。しかし、残念なことにどんなに気を付けていても、普段通り慣れている場所や思いもしない場面で、交通事故の被害者になることもあります。 特に住宅街などの道路は、混んでいる幹線道路の抜け道として利用されるケースがあります。このような道路では、幹線道路でのスピードのまま走行する車がいたり、慣れている道だからこその気の緩みから、交通事故が発生することが多いのです。

歩行中にスピードを出し過ぎた車にはねられて亡くなったり、前方不注意による車にはねられて後遺症が残るような交通事故被害もあれば、車を運転中に後方から追突されて打撲やむち打ちのような怪我を負うこともあるかもしれません。そして、どんな事故であれ突然の交通事故に巻き込まれた時は、ほとんどの方が初めて経験することで、怪我の治療だけでなく慰謝料の問題など今後の対応に不安を持つでしょう。そんな時に頼りになるのが弁護士です。

たとえ、弁護士が知り合いにいたとしても、必ずしも交通事故に詳しい弁護士とは限りません。弁護士業務の中でも特に交通事故は、専門的な知識・経験が豊富かどうかで、結果に差が出てきます。

もちろん、弁護士費用を考えれば躊躇してしまうかもしれませんが、ご自身が加入している自動車保険や損害保険を確認すると、弁護士費用の掛からない特約に加入しているケースも多く、加入していない場合でも人身事故の被害に遭われたのであれば、法律相談を無料でお受けすることもできますので、まずはお問い合わせいただければと思います。

交通事故に詳しい弁護士をお探しの方、福岡の交通事故に強い菅藤法律事務所へ是非ご連絡ください。当事務所は福岡の中心部にあり、東峰村からお車でご相談に来られる方も1階に無料の駐車場がございます。また、公共の交通機関をご利用の方、博多駅や天神からのアクセスも良好です。当事務所までお気軽にご相談下さい。

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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