交通事故コラム

交通事故に巻き込まれた大野城市の皆様へ

  • 更新日:2020.6.25
  • 投稿日:2016.8.6

交通事故に巻き込まれた大野城市の皆様へ

大野城市は福岡県の中央部西寄りに位置し、博多と太宰府を結ぶ交通の要地として繁栄した地域です。
大野城市の東部には九州自動車道路が走り、日本の西の玄関として海外路線もたくさん出入している福岡空港に隣接しており、大野城市は交通の便も非常に良いところです

大野城市での交通事故発生状況は、福岡県警の発表ですと、平成27年で人身事故671件うち死亡者2名です。前年度から減少傾向にありますが、少なくない発生件数です。その後、徐々に交通事故の発生件数は減少を続けているようですが、それでも毎年2名前後尊い命が奪われています。

|交通事故に巻き込まれた大野城市の皆様へ
 
 大野城市御笠川にある福岡都市高速上り線を、クルマが約5㎞にわたって逆走し、3台と衝突する交通事故を起こして、逆走していた男性のほかに、ぶつけられた3台のクルマに乗っていた男女5人が足の骨を折るなどの重傷で病院に搬送された交通事故が起きました。
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また、令和2年3月には大野城市内のスイミングクラブの駐車場で1歳の女の子が車にはねられ亡くなるという事故がありました。さらに、同じく3月に市内の市道で2人乗りの原付バイクと軽自動車が衝突し、無免許でバイクを運転していた中学生が亡くなっています。その他にも管轄の警察署の発表によると別の死亡事故も発生しているようですので、おそらく令和2年の死亡者数はすでに例年を上回ってしまったのではないでしょうか。特に幼児や中学生の死亡事故ともなると、ご遺族はいつまでたっても現実を受け入れることができずにいるのかもしれません。

交通事故は、その瞬間から被害者や遺族など関係者の生活を一変させてしまいます。ケガによる痛みと不安、仕事を休まざるを得ないことによる生活への打撃、交通事故の案件によっては後遺症に悩まされるなど、被害者にとって計り知れない負担となります。

実は、事故直後は怪我の治療だけを考えればいいわけですが、回復とともに事故後の生活が心配になるものです。実際、加害者側の保険会社は、被害者の怪我からの回復状況を見て、損害賠償の交渉を始めようとします。それまでは、被害者は金銭的な心配をせずに治療に専念できると思っていたのに、保険会社の説明を受けて愕然とすることも少なくないでしょう。まだ怪我の痛みで苦しんでいるにもかかわらず退院の時期を提案して、リハビリに掛かる費用を全額負担することに難色を示すケースもあるでしょう。後遺症が残るとしても、その等級に関して納得いかないこともあるかもしれません。

自動車による交通事故の場合、被害者の負担を軽減し補償するために、自賠責保険と任意保険という2つの制度が用意されています。が、被害者が弁護士に依頼しない場合、たんに加害者の加入する損保会社におまかせですと、十分な賠償・慰謝料が受けられないことが多いです。

ケガの治療のため入通院に専念することは大事ですが、並行して損保会社との補償交渉も進めなくてはなりません。しかし交通事故に強い弁護士の協力を得ないまま、この交渉を進めてしまうと、言い分が通らないときに感情的になって、話がこじれ、妥当な賠償額にたどり着けなくなってしまうこともよくあります。

保険会社の担当者は手慣れた賠償交渉のプロであり、怪我を負った被害者の方がご自身で交渉する難しさを今までたくさん見聞きしています。
そんな方のお力になれるのが弁護士です。

菅藤法律事務所には、大野城市からお越しの交通事故被害者のかたもいらっしゃいます。
法律事務所1階に無料駐車場もあります。大野城市にお住まいの方も、お気軽に交通事故に強い福岡の菅藤弁護士にご相談されてみてはいかがでしょうか。

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