交通事故コラム

北九州の玉突き事故は弁護士に相談

  • 更新日:2022.2.16
  • 投稿日:2016.7.7

北九州の玉突き事故は弁護士に相談

 北九州は県の北東端の位置する工業都市です。北九州の主な産業は、社会の教科書にも載っているとおり重化学工業で、東は関門海峡から西は洞海湾、東西約30キロの臨海工業地帯が発達している地域です。

北九州の玉突き事故について

 北九州市の関門自動車道で中型トラックがトンネルに入ったところ自動車に接触し、その後あわせて6台が絡む玉突き事故が起きました。さらに、その20m手前でも玉突きで車2台が接触する事故が起き、あわせて10人が負傷し、北九州の現場は5時間超にも及ぶ通行止めになった。玉突きの原因は雨のスリップということです。

 玉突きの被害は、責任の所在が難しい場合もあり、損害賠償をだれに請求すればいいのか、過失相殺の有り無しやその程度などが問題になってきます。

 玉突きでは、追突の順番や時間や距離の間隔、さらに、一般道路や高速道路によって過失割合も変わってきます。
 玉突きであっても、ドライブレコーダーがあれば証拠確保という意味では万全ですが、そのほかにも、現場の状況や双方の停車位置、クルマの損傷具合、天候などを記録し、目撃者がいた場合は連絡先を教えてもらって記録しておきましょう。玉突きの過失割合の判断材料になります。

 玉突きに遭った場合、当日は興奮などの理由で、身体の不具合に気づかなかったけど、後から具合が悪くなることがあります、身体の不具合に気づいた時はできるだけ早く病院に通い、診断書を取得し、警察に届けてください。警察に診断書を提出しないと、物損事故の扱いとなりますので注意は必要です。

  玉突きなどの被害者には、高次脳機能障害や骨折にまで至らずとも、頑固な後遺症に苦しむケースも珍しくなく、後遺症の認定等級に納得いかないという被害者も少なくありません。

 玉突きの被害に遭った場合、後悔がないように早期相談、適切な治療を受ける必要があります。交通事故に強い弁護士、菅藤法律事務所にお任せ下さい。

 当弁護士事務所は無料駐車場を完備しております。法律事務所は2階にあり、自動車で来訪して相談される方にとっては、そのすぐ下の1階に無料駐車場がありますので、わかりやすく、非常に便利です。
 打ち合わせやちょっとした書類のやりとりの際にも無料駐車場を利用することができます。

北九州 玉突き事故

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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