御依頼者の声

アンケート~長崎県大村市40代男性の交通事故(14級)

  • 更新日:2016.5.25
  • 投稿日:2016.4.25

アンケート~長崎県大村市40代男性の交通事故(14級)

  初対面の時より、細かい説明、例題などしていただいて納得できましたので、すぐに安心してお願いできました。また知り合いなどあったときは紹介させていただきますのでよろしくお願いします。このたびはありがとうございました。

160209長崎県大村市40代男TM高谷

 


弁護士菅藤との共通のお知り合いを介して法律相談に来られました。
ご依頼者さまは、今回の交通事故の3か月前にも先行する交通事故に遭い、その際は左肘を怪我されました。そして、今回の交通事故ではむち打ちで腰痛と頸部痛を訴えておられました。
幸い弁護士費用特約に加入されておられたので、長崎の病院への面談出張の費用なども全て自分が加入する損保会社の負担で賄うことができ、ご自分の費用負担は全くありませんでした。

先行事故と今回の事故の負傷部位が重なっていなかったのですが、同一の病院に通われていたので、まずは先行事故と今回の事故のカルテ・診断書・レセプトを分離して作成してもらうことを主治医に依頼するよう助言しました。
今回の事故直後からカルテを分離して作成してもらっていたことがのちのちに非常に役立ちました。事故遭遇との時間間隔が短いほど弁護士のアドバイスの効き目は大きいですから、交通事故に遭遇した場合にはぜひとも早く法律相談を受けることを強くお勧めします

  今回の事故の治療途中から治療費の一括対応を打ち切られたので健康保険に切り替え、症状固定と主治医が診察するまで治療を続け、残存した症状に対し16条請求で後遺障害認定を申請し、無事14級の認定を獲得しました。

その後、相手損保と賠償交渉を始めたところ、理不尽にも「治療が長引いたことや後遺症が残存したことは、先行事故の寄与が少なからずあるはずだから、素因減額を主張する。」というスタンスに相手損保は固執してきました。
なぜ理不尽と弁護士菅藤が断じたかといえば、先行事故と今回の事故の症状の部位も治療内容も異なることを、きちんと主治医に確認してカルテを分離してもらっていたので、両者が関連しないことは医学的にも明白に証明できるケースだったからです。

しかし、相手損保は素因減額に固執したので、やむなく長崎の裁判所に裁判を起こしました。訴訟の中でも、相手損保は全てのカルテを取り寄せ、素因減額に固執する主張を続けてきたのですが、予めその主張が医学的に誤っていることを封じる対策をしていたので、さらに、主治医の意見書を取り付けて徹底反論し、先行事故による素因減額は講じないという和解勧試が裁判所からなされたので、ご依頼者さまにご納得いただける内容で解決することができました。 


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