御依頼者の声
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御依頼者の声
交通事故に遭って5年、法律相談して4年、長い間、菅藤先生には親身になって相談に乗っていただきました。
ややこしい案件でしたが、無事に和解できました。これもひとえに菅藤先生のおかげです、大変感謝しております。本当にありがとうございました。
※仕事の進め方、経過報告、結果もちろん満足です。
ややこしい案件という感想をいただきましたが、2つの特殊な論点が介在しており、そのうちの1つについては、相手損保が顧問医の意見書を数度提出して後遺障害の存在自体から徹底的に否定してきたため、その意見書を排斥する為にこちらも主治医の医学的観点からの全面的協力を必要としたことから、予想に反し提訴から解決まで2年を費やすことになってしまいました。最初の法律相談は交通事故に遭われて治療終り頃の時期でしたが。
1つには、前職を退職されて遠方に本社のある会社から採用内定を受けて出社する前の時期に交通事故に遭われたことにあります。
ケガのことでアタマがいっぱいで、採用内定の場合でも休業損害を請求できる知識をお持ちでなかったことから、採用内定を受けて取り消されたことを相手損保に交渉中に伝え忘れ、その挙句に採用内定を受けたという話自体が信用できないと相手損保からあらぬ疑いをかけられ、休業損害の発生や逸失利益の基礎収入自体を激しく争われました。
幸い訴訟にあたり、ご依頼者様としっかり証拠書類の収集を準備し的確に組み立て、採用内定が現実に存在したことの立証に成功しました。弁護士無しでは休業損害も逸失利益も適切に受け取れなかったかもしれないと考えると、頑張った甲斐がありました。
もう1つには、交通事故日から重い症状の発生まで1ヵ月の間隔が空いたことや、物損の程度自体が軽微であったことから、ご依頼者の片膝の半月板損傷は交通事故とは別原因で発生したものだ、もしくは、もう片膝の画像からも交通事故以前に既往で発生しており7割ほど素因減額すべきでもはや未払いはない、と相手損保は顧問医の意見書を複数回提出して争ってきたのです。
医学論争を相手損保がけしかけてきたことに対応すべく、当方も多忙な主治医に何度も面談し顧問医に対する反論の意見書の作成にもご理解いただきました。
それにしても、交通事故で本格的な医学論争に入ってしまうと、医師の意見を書面に結実させなければならないので、通常の場合よりもやたら時間を要してしまいます、回避できるならば回避したい現象です。
主治医の全面的協力により、裁判所の斡旋で何とかご依頼者にもご納得いただける水準での解決を導き出すことに成功しました。頑張った甲斐がありました。
ご依頼者が弁護士費用特約に加入されていたので、主治医への協力依頼費用も含めて自己負担がなかったのは不幸中の幸いですが、医者を巻き込んだ医学論争に入った場合であっても、もっと早く解決できる制度があったら、、、という思いでいっぱいです。