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アンケート~福岡市東区50代男性の交通事故

  • 更新日:2019.1.9
  • 投稿日:2019.1.9

 

アンケート~福岡市東区50代男性の交通事故

  苦しんだ私のためにと、一生懸命取り組んでくださった先生です。心より感謝申し上げます。
 

 インターネットで交通事故に強い福岡の弁護士を探しご依頼いただきました。幸い弁護士費用特約に加入されておられたので、弁護士費用の自己負担は全くありませんでした。
 優先道路を進行中に交差点でぶつかられたというもので、ご依頼者にも1割の過失割合を問われるという案件でした。
 ただ、ご相談時点で交通事故から数か月経っており治療の中核を整骨院に据えられていました。
 整骨院の施術を交通事故で利用することは、たとえ損保会社が一括対応を承諾していても、のちの賠償交渉や被害者請求といった場面で様々な点が不利に働くことが多いことを具体的に説明し、以後の通院は専ら病院に絞っていただくことにしました。
 そしてご依頼者の場合、交通事故で仕事ができなくなっていたのですが、その仕事の収支に関する確定申告が全くなされていず、また、諸般の事情で期限後申告も難しいので、収支に関する公的書類は提出できない状況にありました。
こうなると、相手損保は頑なに休業損害の支払を拒絶しがちです。
 そこで、自賠責の残枠が残っていることに注目し、相手損保との交渉に先立ち、休業損害に関する定型的でない書類をそろえて被害者請求を先行させることとしました。
 休業損害に関する書類をそろえるのも定型的ではなかったので一筋縄ではいかなかったのですが、独自に作成した説明文書をも加えてなんとか必要十分な分量をそろえて申請し、自賠責の残枠全てを回収することが出来ました。
 続いて、幸いご依頼者様は人身傷害保険にも加入しておられたので、交渉難航が予想される相手損保との示談交渉に先立って、人身傷害保険からの回収を先行させ、かつ、その分を相手損保から回収できない過失部分に充当させることがもっともご依頼者の回収額を膨らませるために有効だと考え、そのように人傷社との間でも先に保険金額協定を進めていきました。
 最後に、相手損保との交渉を済ませて終了させました。
このように、本件では、自賠社・人傷社・相手損保と受取窓口を複数利用することになりましたが、ご依頼者には適切な時期にお金を回収してもらうことができ、ご満足いただけました。

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