交通事故コラム
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交通事故コラム
福岡県の地理の中央部に位置する飯塚市は、市町村別人口が福岡市、北九州市、久留米市に次いで県内4位と筑豊地方最大の人口を擁する、筑豊地方の中心都市です。
基本的に人口の多い地域ほど交通量が増え交通事故の発生する可能性が高くなるのですが、やはり飯塚市も例外ではなく、福岡県警察が毎年公開している市区町村別交通事故統計を確認しますと飯塚市は県内で4番目に交通事故発生件数が多い地域となっています。また、飯塚市を管轄する飯塚警察署は、管内の交通事故多発ワースト10交差点を公開しており、交差点での交通事故を問題視していることが伺われます。
交差点での交通事故は、基本的に双方が動いている状態で発生しますので、片方の信号違反そして信号違反の事実が言い逃れできない客観的証拠に残っている場合を除けば、被害に遭ったといえる場合でも加害者と過失割合をめぐって争いになることが珍しくありません。
過失割合を決定する際には、まず「交差点でお互いがこのように動いている事故態様だと過失割合は何対何」と定められた基本割合がありますので、それを基準として、そこから前方不注視や合図遅れ、速度超過等の修正要素を加味していくのですが、基本割合を決める段階で揉めるケースも、修正要素を決める段階で揉めるケースも多いです。
例えば、直進車両が右折車両は早回り右折をしていたと主張している場合、ウィンカーをつけずに曲がったと主張する場合、その動きがドライブレコーダーに写っていれば証明は簡単なのですが、どちらもドライブレコーダーを付けていない、またはドライブレコーダーを付けていても録画されていずにデータが残っていないときは、昔ながらの近隣の目撃者を探したりして証言を補強していくしかありません、同乗者の証言というのは残念ながら普段から運転者に接触しているため証拠価値が低いのです。ぜひともドライブレコーダーの搭載を強くお勧めします。
他にも加害者が自動車、被害者がバイクの事故で被害者が緊急搬送された後、加害者だけで実況見分を行った結果、被害者の言い分と全く異なる警察資料が出来上がっているケースもあります。その時は、のちに被害者側の実況見分を必ず実施してもらい、そこでしっかりと説明した上で、自己の主張を補強する証拠を探していかなければなりません。
事故から時間が経てば経つほど物的証拠は集めにくくなり、当事者の記憶も目撃者の記憶も薄れていきますので、早い段階で証拠や証言を集めておかなければ、「加害者が提示してきた過失割合はおかしいので主張したい」と思っても根拠資料が一向に見つからないという事態もありえます。
交通事故の被害に遭ってしまった場合には、早い段階で、飯塚にお住まいでも飯塚に交通事故に強い弁護士がいるとは限らないので、福岡まで足を延ばす形になってもなお交通事故に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。個人で交通事故直後から損害賠償交渉をどのように進めていくか考えるのはなかなか難しいですし、交通事故による怪我の治療を行っている状況では、加害者が付保する損保会社とのやりとり自体を負担と感じられる方や、交渉による不安やストレスから精神的な症状が出てしまう方も多くいらっしゃいます。
弁護士に委任することで、被害者が損保会社と直接交渉する負担はなくなりますので、被害者はしっかりと治療に専念することができます。そして、交通事故案件に詳しい弁護士が事故直後から必要な情報を集め、計画立てて加害者側と損害賠償交渉を行うことで、適切な額の損害賠償金を受け取ることができます。
福岡の菅藤法律事務所は、25年以上、2000件以上の交通事故案件を解決してきました。飯塚で交通事故に遭われた方からの相談も数多く承っておりますので、お気軽に交通事故案件の経験豊富な弁護士へご相談ください。
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