交通事故コラム

福岡の死亡事故

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2019.3.6

福岡の死亡事故

残念ながら福岡は交通事故の多い所であり、福岡の死亡事故件数も九州の他の県と比べて3倍から4倍とかなり多くなっているようです。もちろん死亡事故は減っていると言われているように、交通事故に遭ったとしても身を守るシステムが車には装備されていることで、命を落とさずに済むこともあるわけです。ただ、たとえ死亡事故にならなかったとしても、人身事故に遭えば怪我を負い、怪我の状態によっては事故後の生活が一変してしまうことになります。

おそらく交通事故に遭い病院に運ばれ、手術を受けて命を取り留めれば、死亡事故被害者にならずに済んだとホッとするでしょうが、それほどの怪我であれば後遺症が残る可能性も大きく、入院期間も長くなる覚悟が必要でしょう。もちろん、治療費用や入院に掛かる費用、そして後遺症が残れば後遺障害の等級に応じて慰謝料や賠償金が保険会社から支払われることになります。

ただし、その慰謝料や賠償金に納得できないために、福岡でも弁護士に相談するような事案が少なくありません。もちろん、それは死亡事故の場合も同じではありますが、もしかしたら死亡事故以上に後遺障害が残った場合の交渉は難しいのかもしれません。

たとえば死亡事故の場合、慰謝料は亡くなられた方の立場によって決められることも多く、家計を担っていた方が亡くなれば、その後の生活が不安になり残された家族の精神的な損害が大きいと考えて支払われることになります。さらに、慰謝料とは別に損害賠償という形での補償があるわけですが、死亡事故の場合には死亡逸失利益という形で、収入や年齢などから死亡事故に遭わなければ生涯どの程度の収入を得ていたかなどを考慮して金額が決められることになります。

ただ、後遺症が残った場合などは、治療費や後遺症の等級認定などが慰謝料や賠償金にも大きく関わってくるため、交通事故に詳しい弁護士が入るかどうかで、かなりの差が出てくる場合もあるようです。そこで、もし福岡での死亡事故や後遺症が残るなどの事故の場合は、交通事故に詳しい福岡市中央区にある菅藤法律事務所にご相談下さい。

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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