交通事故コラム

事故被害者は弁護士にためらわずご相談を

  • 更新日:2020.8.3
  • 投稿日:2020.8.3

事故被害者は弁護士にためらわずご相談を

 離婚・借金・相続、、、、法律が絡むお困りごとに遭遇しても、それでもいざ弁護士へ相談するとなると大ごとになってしまうのではないかと気が引ける方もいらっしゃるかと思いますが、交通事故に関して加害者側から提示された損害賠償の金額が果たして適正な金額かどうか分からないということで、弁護士へ相談に来訪される事故被害者の方は多くいらっしゃいます。

 昨今では交通事故被害者と加害者付保の損保会社担当で交通事故に関する交渉を行うことが一般的となっています。その際に事故被害者の交渉相手となる損保会社は、毎日のように多数の交通事故案件を扱い、交渉経験はもちろん専門的な知識も豊富に有しています。そのため、交渉の際に事故被害者が聞きなれないような専門用語を当然のように使用したり、被害者側からは適切かどうかよく分からない基準を用いて慰謝料を算定してきたりと、このような交渉スタイルでは事故被害者が不利となってしまうような状況が生まれやすいです。

 弁護士事務所に相談に来訪される前に、弁護士に依頼することなく被害者自身が窓口となって加害者付保の損保会社担当との交渉を進められていた事故被害者の少なくない人たちが、低めの基準で算定された賠償額を提示されておりました。

 交通事故により被害を受けた事故被害者の方は、交通事故で被った損害に関して加害者へ請求できる権利を有しています。ただ、一度示談を交わしてしまうと、たとえその金額が適正な金額を大きく下回っていても、基本的には今後一切その交通事故に関する損害を加害者側へ追加請求することはできなくなり、トラブルへと発展する可能性も考えられます。ですので、加害者付保の損保会社から示談を持ち掛けられたときに、あわてて返事をするべきではなく、慎重に対処することが大事です。

 交通事故により発生した損害に関して加害者側から適正な賠償を受けたいとご希望の事故被害者の方はお早めに弁護士へ相談されることをおすすめします。

 そして、交通事故交渉は弁護士の間でも、弁護士それぞれの有する専門的な知識やこれまでの交渉経験の差が交渉結果にダイレクトに反映されやすいと言われている分野です。弁護士へ交渉の依頼や相談をお考えの事故被害者の方は、ぜひとも交通事故に強い弁護士へ相談されることをオススメします。

 交通事故交渉に強い弁護士に相談を行うことで、弁護士から交通事故後の手続の大まかな流れについて詳しい説明を受けることができます。弁護士から実務に基づいた詳しい説明を受けることで、交通事故に関する疑問を解消することができ、不安も除かれるのではないでしょうか。

 また、交通事故後早めの段階で弁護士へ相談し、方針を定めて行動した場合、そうでない場合と比べて事故被害者の方の希望に沿って有利に手続きを進めることや、弁護士へ委任しない場合と比べて相手方から受け取ることのできる金額を、より増額させることができる可能性もあります。また、事故被害者の方が相手方と直接交渉を行う必要がなくなり、煩わしい手続から解放され、精神的な負担も軽減できるかと思います。交通事故に関する問題でお悩みの事故被害者の方は弁護士へ相談して相手方から法律上適正な賠償額を受け取りましょう。

 福岡県の菅藤法律事務所では、これまで25年以上にわたり、様々な交通事故案件のご相談・交渉のご依頼を受け、解決してまいりました。ご相談に来訪いただいた際には事故被害者の方それぞれの事故態様やご希望にあわせて、交渉に関する今後の手続等を分かりやすく説明させていただきます。

 また、交通事故に関する豊富な専門的知識やこれまでの交渉の経験から、抜かりのない交渉を行うことができます。事故被害者となりお悩みの方は交通事故に強い菅藤法律事務所までお気軽にお問い合わせ下さい。

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