交通事故コラム

自転車事故に遭った福岡県の被害者はぜひご相談を

  • 更新日:2024.11.19
  • 投稿日:2020.4.13

自転車事故に遭った福岡県の被害者はぜひご相談を

 自転車を運転するためには免許を取得する必要はない便利な乗り物です。クルマに比べると購入したり維持したり高額な料金がかかることはほとんどなく、保管スペースも狭くて済みますので、通学通勤のほかにも、買い物など近距離の移動の際にもよく使用されています。福岡県は筑紫平野が広いので自転車の利用が盛んです。

 自転車は便利な乗り物ですが、車体のコンパクトさから車道上を走る自動車の運転席から発見しづらく、例えば、車道左脇を走行中に自動車の運転手が自転車の存在に気付くのが遅れて自転車を左折の際に巻き込むという自転車事故、交差点で脇道から出てきた自動車が片方ばかり一時停止せずに出会いがしらに衝突されたという自転車事故、いろんな類型の自転車事故の法律相談を受けることがあります。

 自転車を運転している側から言わせると、気をつけて運転しているから大丈夫なはずなのに、自転車事故に巻き込まれてしまうのです。

 また、自動車同士の衝突の場合、例えば、軽い追突のようなときは、クルマのボディで衝撃が吸収されるので、骨折や流血など傷跡が残るような大けがをする可能性は高くないのですが、同じように、自動車が自転車に追突する自転車事故の場合、自転車はその構造上バランスを崩してしまい、追突の衝撃でそのまま横に転倒して骨折に至ってしまうということも高いといえます。
自動車 慰謝料
 自転車事故の被害に遭った場合、自転車の修理代のほか、怪我した際の治療費・慰謝料・仕事に行けなくなった期間の休業損害を、相手損保に請求することが可能です。後遺症が残存していると認定された場合、その等級に相応する逸失利益などを請求することも可能です。

 福岡県でも自転車自体を対象とする自転車事故向けの弁護士費用特約をつけている人はほとんどいらいと思いますが、しかしながらご本人や家族が自動車に弁護士費用特約をつけている場合、自転車事故の被害についても弁護士費用がその加入している損保会社で補填できるケースも珍しくありません。

 自転車事故の場合は、弁護士への相談費用や依頼費用について不安を覚える方もいらっしゃいますが、たとえ弁護士費用特約に加入していなくても法律相談にご来訪いただいた場合はその相談費用は無料で対応しておりますので、まずは躊躇せずに相談だけでも実行されることを強くお勧めします。

 菅藤法律事務所では、自転車事故で人身被害を受けた方からの相談や交渉依頼もうけております。福岡県で自転車事故に遭った人身被害者はぜひご相談ください。
博多区 死亡事故

菅藤法律事務所 菅藤 浩三

この記事の著者・運営者:菅藤法律事務所 菅藤 浩三

福岡を拠点に、交通事故被害者の問題解決をサポートする現役の弁護士。弁護士歴約25年、2000件以上の交通事故案件を解決してきた豊富な実績を持つ。東京大学卒業後、合格率2.69%の司法試験に合格。整理回収機構の顧問弁護士や、日本弁護士連合会・福岡県弁護士会の委員を歴任するなど、交通事故分野における高い専門性と信頼性が評価されている。

当サイトでは、長年の経験と実績を持つプロの弁護士だからこそ書ける、信頼性の高い一次情報などを発信しています。

弁護士歴(抜粋)

  • 1992年

    司法試験合格

  • 1995年

    福岡県弁護士会に弁護士登録

  • 2004年

    整理回収機構 九州地区顧問 就任

  • 2006年

    菅藤法律事務所を設立

公的役職歴(抜粋)

  • 2010年~

    日本弁護士連合会「市民のための法教育委員会」副委員長

  • 2010年~2013年

    福岡県弁護士会「法教育委員会」委員長

  • 2014年~

    福岡県弁護士会「ホームページ運営委員会」委員長

  • 2015年~

    福岡県弁護士会「交通事故委員会」委員

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