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アンケート~福岡県粕屋郡新宮町30代女性(14級)の交通事故

  • 更新日:2021.6.14
  • 投稿日:2018.9.1

 

アンケート~粕屋郡新宮町30代女性(14級)の交通事故を解決

 突然の交通事故で困っていました。ウェブで先生の法律事務所を知り、わらにもすがる思いでお電話、面会させていただきました。何もわからない当方に、本当に親身になってお話を聞いていただき、安心してお任せできました。
 平日なかなか時間が取れず、休日に対応していただけたことがとても助かりました(先生には申し訳なかったです、スミマセン)。
 先生とお会いしたきっかけはつらいことでしたが、お世話していただき大変感謝しております。安心してお任せできました。先生にお願いして本当に良かったです。ありがとうございました
 

ご依頼者は、福岡市に隣接する新宮町にお住まいですが、新宮町は住みやすい街として人気のある地域であり、人口もここ数年でかなり増加し小学校や中学校が新設されるほどです。また、商業施設も充実しているため、休日になると福岡県内あるいは他県からの車での来町者も増えて、必然的に交通事故も増えているのではないでしょうか。

ご依頼者は、インターネットで交通事故に強い弁護士を探してご依頼いただきました。さいわい弁護士費用特約に加入されていたので、物損対応も含め全く手出しはありませんでした。

ただ、過失相殺を損保会社から主張されているのが納得できないというのがご依頼のきっかけでした。ご相談いただいた時点ではまだ交通事故から1か月ほどしか経っていず、双方車両の損傷も大きく交通事故の衝撃が大きかったことがはっきりしていたことから、たとえ画像所見のない自覚症状が中心であっても、適切な頻度と期間で治療を持続していくことが大事だと助言し、すぐに受任して損保会社からの不当なアプローチで誤って治療を辞めたりしないようにケアしていきました。

場合によっては、治療がまだ続くものと思っていたにもかかわらず、加害者側の損害保険会社から「症状固定」や「治療費打ち切り」といった話が出始めることがあり、弁護士に相談することもなく、そういうものかと受け入れてしまうケースも多いようです。

ご依頼者の場合は、交通事故後十分な期間の治療を継続したもののなお症状が残存していたことから、自賠社に後遺症認定を申請し、無事14級認定を獲得することに成功しました。

その後、相手損保との交渉を開始したものの、低い金額に固執したため提訴しました。

実は、ご依頼者は公務員で治療中も全く休業されていず交通事故後も減収はなかったため、たとえ交通事故による後遺症が認定されていても逸失利益は発生していないではないかと損害保険会社から指摘され低い金額が提示されたわけです。

たとえ依頼時点で具体的な減収が無くてもそれは収入減少を回避すべく努力をしていたり、その努力が無ければ今後の昇給などで不利益な取り扱いを受けるおそれがあり、職場の人間のサポートも含めてどうにか支障をリカバーしているといった特別の事情を具体的に説明していくことにより、提訴から半年ほどで当方の主張を満額是認する和解勧試がなされ、物的損害も含め、ご依頼者にご満足いただける形で解決できました。

こういった事例は決して珍しいことではなく、交通事故の被害に遭えばきちんと最後まで治療を受けられるものと思われていることでしょうが、できるだけ治療費を安く済ませたい損害保険会社は丁寧な説明とともに「症状固定」「治療費打ち切り」への流れを推し進めてくるものです。

もちろん、交通事故から3ヶ月・半年と治療を続けていれば、たとえ交通事故に遭う前と同じ状態に戻らなかったとしても、担当医師から「症状固定」の説明があるかと思いますが、痛みなど症状が残っていれば、担当医師と相談して治療を続けることも可能です。

また、ご依頼者のように後遺症認定を申請した上で、損害保険会社との交渉を進めることもできますが、交通事故による後遺症を抱えての手続きなど負担も大きいかと思いますので、まずは交通事故に詳しい弁護士にご相談いただければと思います。

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