交通事故コラム
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交通事故コラム
車対車、あるいは歩行者対車など交通事故の被害に遭う状況はさまざまですが、自転車対車の事故によって重傷を負うケースも少なくありません。
特に子供が犠牲者となってしまう交通事故の中には自転車事故も多く、自転車に乗って横断歩道を渡っている時に車にはねられたとか、左折する車に巻き込まれたといった事故が多いようです。
福岡県でもたびたびそういった子供が犠牲になる自転車事故が発生して、福岡市でも小学生が自転車事故の犠牲になったり、自転車で横断歩道を渡ろうとしていた高校生が、左折するトラックに巻き込まれるという自転車事故が発生しています。
そんな影響もあり福岡県では交通安全子供自転車大会などを開催して、自転車の正しい乗り方や交通ルールを学んでもらうことで自転車事故の防止を目指しているわけですが、どんなにルールを守っていたとしても、無謀な運転をする車に遭遇してしまい事故に巻き込まれることもあるわけです。
小さな身体で車両のタイヤに巻き込まれるなど悲惨な事故もあります。自転車事故に遭わないためには、自転車に乗る年齢や乗れる場所を制限するなど自己防衛を図るしかないのかもしれません。
また、60歳代の男性が自転車での走行中に軽貨物車とぶつかり亡くなったり、普通車との事故で60歳代の男性が被害者となるなど、福岡県内での自転車事故も発生しています。最近は、高齢者の自動車運転免許証の返納が広まり、75歳程度をめどに返納の決心をされる方も増えているようですが、返納後は自転車に乗ろうという方も少なくないでしょう。
もちろん高齢者が自転車に乗る場合はご近所周辺というケースが多いようですが、自転車に乗っているのが高齢者だからと言って横を通る車がスピードを落としてくれるとは限りません。
中には、スピードを出した車が横を通ったことで驚き、転倒して怪我をする場合もあります。車が歩行者や自転車の横を通り過ぎる時には、十分な安全確認が必要とされているはずですが、実際に安全確認ができていないような走り方をする車両を見かけることも多いものです。
こういった自転車事故の場合は、主に車を運転する際の過失責任が問われ、被害者に対する慰謝料や賠償金が支払われることになりますが、被害者が歩行者ではなく自転車に乗っていたということで、保険会社が自転車側の過失割合を主張することもあり、場合によっては不利な立場に立たされることもないとは言えません。
明らかに車を運転する側の不注意であれば、相手の主張に押し切られることなく交渉を行うために、交通事故に詳しい弁護士の助言が必要ではないでしょうか。実は、自動車の運転に関しては、そのルールも事故に関しても一般的常識としてよく知られているわけですが、自転車事故となるとルールも法律上の規定もしっかりと認識されていないことも多く、責任のありかでもめることもあり、これまでの事例に詳しい弁護士がお力になれると思います。
また、最近は自転車事故と言っても、自転車にはねられて被害者となるような事故も増えています。たとえ、加害者が自転車に乗っていたとしても大きな事故になることがあり、自転車にはねられるといった自転車事故の被害に遭って、命を落としたという事例もあります。ただ、歩行中に自転車にはねられて被害者となった場合、加害者側が自転車損害賠償保険に加入していないこともあり、事故後の交渉がなかなか進まない場合もあるでしょう。そういった自転車事故の被害に遭った場合も、弁護士を間に入れて話し合うことをおすすめいたします。
福岡県での自転車事故でお困りの方もいらっしゃると思いますが、福岡県や九州・山口での自転車事故については、菅藤法律事務所にご相談いただければと思います。