交通事故コラム
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交通事故コラム
福岡県では1年間で約3万4000件の交通事故が発生していますが、そのうち追突事故は約1万3000件と、交通事故の約3分の1を占めています。
多くの交通事故では、被害者に落ち度はなく専ら加害者の前方中止義務違反と車間距離保持義務違反のみが問題視されるため、過失割合は100(加害者):0(被害者)として処理されています。
この場合、被害者の側から加害者側に対し損害賠償を支払う必要がないため、被害者自身が加入する損害保険会社の担当者に相手側との示談交渉を行ってもらうことが出来ません。この場合、被害者自身で相手側の損害保険会社と直接交渉をしていく必要があります。
被害者の被る損害の種類には、修理費あるいは車両時価、代車期間や評価損といった物損と、治療費や休業損害、慰謝料、さらには後遺症に対する人損があります。これら各項目に十分な補償を受けるためには、被害者側にも自動車事故に関する法的知識が求められます。こちらの知識不足に付け込まれ、裁判基準よりも低い損害賠償額で話を進められ、十分な補償を受けることが出来なくなることが考えられるためです。
そのような事態を防ぐため、福岡で追突事故に遭った場合は早い段階から追突事故に強い弁護士に依頼することをお勧め致します。弁護士に依頼することで被害者自身が直接相手方の損害保険会社との交渉をする必要がなくなる上に、裁判基準相当の賠償金を獲得することが出来る可能性もあり、知識不足による不安も解消されることでしょう。
弁護士への依頼費用を心配される方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身が加入されている自動車保険やご家族が加入されている自動車保険で弁護士費用特約を付けている場合、弁護士費用の手出しが実質0円になることもあります。交通事故に遭ったら当然ですが、遭う前にもご自身やご家族の自動車保険に、どういう場面で弁護士費用を自分の損保会社に出してもらえるか、弁護士費用特約が付いているか確認されてみてはいかがでしょうか。追突事故に遭い、お悩みの方は交通事故に強い福岡の菅藤法律事務所までご相談ください。
交通事故の中でも、かなりの割合を占めるのが追突事故かもしれません。そして追突事故と言えば、信号待ちで停車している時の追突事故がほとんどかと思われますが、福岡では追突事故の発生状況の統計が取られていることもあり、信号待ち以上に走行中のブレーキの踏み遅れによる追突事故が多いとされています。確かに福岡でも交差点以外の追突事故は多いように感じますので、前方不注意や車間距離の短さなどが、追突事故を引き起こす原因になっているのでしょう。
ただ、追突事故と聞くと、怪我と言っても軽傷で済むようなイメージがあるかと思いますが、予期せぬ時に起こる追突事故は身体へのダメージも大きく、しかも時間が経ってから頭痛や吐き気、手足のしびれなどが出ることもあり、追突事故の後遺症で苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。
さらに、福岡の場合は、都市高速道路や九州自動車道が通っていることもあり、そういった高速道路から一般道に降りたばかりの車がスピードの出し過ぎで追突事故を起こすと、被害に遭った方は重傷を負ってしまうことも少なくないと思います。もちろん一般道以上に高速道路での追突事故となれば、多数の死傷者が出ることもあるわけで、福岡都市高速でも追突事故の発生で渋滞、あるいは通行止めといった情報が流れることがあります。
そして、追突事故で怪我を負い、もし後遺症が残ってしまった場合、その後遺症の等級が慰謝料や賠償金を左右することがあり、まずは等級認定で戦わなければならないこともあるでしょう。まずはこの後遺症の等級認定が鍵となるわけですが、なかなか追突事故の後遺症治療やリハビリを受けている身で対応するには困難なものです。
そこで、最大限の保証が得られるように、ベテランの弁護士を利用していただくことをおすすめいたします。そして、福岡でこれまでに2,000件以上の交通事故案件に関わった中央区の菅藤法律事務所であれば、追突事故後の対応がスムーズに行えると思います。