人身事故に自動車保険を利用する際の留意点

 自動車保険の自由化が始まる前、損保会社が取り扱う任意保険は、商品の品揃えも保険料も全て横並びでした。近年、自動車保険の自由化によって、通信販売やインターネット販売のみ扱う会社の新設、各会社ごとに同じ商品名を使っていても保険料や保険契約の品揃えが異なるという事態が当たり前になってきました。消費者にとって選択肢は広がったのですが、その分しっかりと内容を見極め、いざという人身事故の際に自分を守ってくれる自動車保険を自ら選択しなければならなくなりました。

 交通事故には、人身事故と物損事故があります。人が怪我をしたり、死亡したりしてしまった場合を人身事故、車や建物など物にだけ損害が発生した場合を物損事故と言います。

 人身事故の被害に遭ってしまった時、一番大事なのは身体のことだと思いますので、まずは主治医とよく相談し、適切な治療を受ける必要があります。その次に気になるのは慰謝料や損害賠償を請求する際の示談交渉ではないでしょうか。人身事故の被害に遭った場合には、受け取るべき損害賠償額は物損事故とは比べものにならないぐらい大きくなります。加害者は治療費や通院交通費、入通院慰謝料、後遺障害慰謝料や休業損害、逸失利益などの事故によって被害者が被った損害を賠償する義務があります。

 人身事故の相手損保から示談についての連絡が来た際、焦りは禁物です。人身事故の賠償額として相手損保から提示された金額が妥当であれば問題ありませんが、金額が妥当であるかの判断はなかなか難しいものです。本来もっと示談金がもらえるはずなのに、低い金額のまま示談してしまうと後から再度請求することはできません。人身事故の被害に遭った時こそ、弁護士への依頼がオススメです。弁護士は人身事故の被害に遭った依頼者の頼もしい味方となってくれます。

 人身事故に遭い、不安なことや疑問を抱えている被害者の方、交通事故に強い福岡の菅藤法律事務所へぜひご相談ください。