アンケート~伊万里市60代女性(死亡事故)

  父の事故により早い段階で、菅藤先生と出会い、様々なことを学ばせていただきました。
  不起訴あるいは略式になりそうだった父の交通事故、それが刑事裁判が開かれ、被害者参加制度を利用し、私たち家族の思いを自分たちの言葉で被告人に伝える事ができました。
  不起訴にはしたくない、人を死なせておいて罰金で終わるなんて許せない、刑事裁判を開くことは私たち家族の願いでした。
  刑事裁判に至るまでに、菅藤先生には、福岡と伊万里とを往復して、事故現場への同行、武雄地検への訪問、刑事裁判で読む意見陳述書の幾度にもわたる推敲、そして何より、私たち家族の意見を聴き、メリットデメリットをあげていただき、最終的には私たち家族の判断に任せていただいたことは感謝しきれません。
デメリットの方が大きいにもかかわらず、私たち家族の意見を尊重し、菅藤先生にはそれに向けて最大の力添えをしていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
  自賠責や任意保険はほとんどの人が無知だと思います。私たちもそうでした。全てを菅藤先生にお任せし本当に心強かったです。父の事故から1年半という長い年月、お世話になりました。ありがとうございました、感謝の気持でいっぱいです。

150915佐賀県伊万里市60代女MC水田

 お父さま(ご主人さま)が交通事故で急逝されて1カ月後に、残されたご家族がインターネットで交通事故に強い弁護士を探してご依頼いただきました。
 発生状況を伺ったところ、横断禁止の幹線の横断歩道でない所を横断歩行中に前方不注視の自動車に衝突されたとのことで、被害者の過失が少なからず斟酌されざるをえない状況でした。
 
ご遺族の想いは「かけがえのないご主人(お父さま)の命を奪った加害者が、被害者の非が小さくないという理由で、刑事事件で全く責任をとらず、交通事故前と何も変わらない生活を送ることは許せない!自分たち遺族はあの日から暗く陰鬱な日々を強いられているのに!」というもので、交通事故で家族を突然失った遺族が普通にこのような感情を抱くのは当然ですし、私もそのご遺族の想いに応えなければならないと思いました。
 
 ところが、武雄の検察官は、当初まったく型どおりの処理で済ませようとし、刑事公判を開くことは考え難いという態度をとり、遺族と私をひどく落胆させました。
しかし、検察官の交替を求めるなど粘り強い交渉が功を奏し、なんとか刑事公判請求にこぎつけることができました。

 刑事公判でも、被告人質問や遺族意見の草稿を何回も練り直し、量刑には必ずしも満足はいかなかったかもしれませんが、遺族にもひととおりご納得いただけることに成功しました。

 刑事事件終了後、亡くなられたご主人さま(お父さま)の属性を踏まえ、被害者に過失あることを少なからず認めざるを得ない今回の交通事故の民事処理においてベストな進め方はどういうものかをご遺族と協議し、無事、解決することができました。
 ご遺族の無念を少しでも晴らすことにお役にたてたのでしたら何よりです。